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いきなりですが、昨日と本日、100点ほど出品。
気が付くと7月もアッという間に終わりに近づき、
そろそろ夏休みの予定などが話題になる頃合いになっております。
全国津々浦々のビンテージバイクファンの諸姉諸兄はいかがお過ごしでしょうか。
毎年の事ながら、お盆は海に山にスカイツリーにレジャーに…
などの予定など有るはずもなく、工房にこもって黙々とバイクを組み続ける予定。
特に海に行く予定などもないため、無残な出っ腹と脇の下のポニョは今年も放置プレイです。
世田谷の凶悪もといチョイ悪オヤジK氏のデローザスーパープレスティージュ。
名匠ウーゴ・デ・ローザが絶賛したコロンバスのSLXを使って堅牢に組み上げられた、
自転車史上に名だたる傑作といえるでしょう。
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コンポーネントはカンパニョーロの美の極致ともいえるCレコードの最初期型刻印物をチョイス。
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ブレーキはコバルト。Sレコードの流れを受け継ぐベストセラーです。
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ハンドルバーはチネリのジロデイタリアの旧刻印と1Rステムの組み合わせ。
DEROSA刻印は最近太字の字体の物が出回っていますが、写真の細字の物がオリジナルです。
70年代後半から80年初頭にかけてデローザはチネリ1Rと3tttのレコルドの両方のステムを採用していましたが、1Rの生産が終了するため、後に3tttのみとなります。
そもそも個体数が少ない1Rの中で、刻印物は大変希少です。
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ハブはCレコードのラージハブ、いわゆる”シェリフスター”に、かのミゲル・インドゥラインが愛したマビックのSSCの後期型をチョイス。最高峰の組み合わせです。
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ドライブトレインは初期型刻印クランクと鉄仮面RDの組み合わせをCレコードの名機ドップラーで引いています。
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ボスフリーはレジナのCXでチェーンは同じくレジナのレコルド”オロ”
現在は入手が非常に困難になりました。
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かなり戦闘的なバックビュー。オネカンに出没?との噂も有ります。
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