いきなりおりゃ~っとY氏のスプリント。
伊豆ヴェロドロームにてお世話になったY氏と共に、
今回は
松本のA氏のお招きを受けて、
ボス猿が勝手に自転車県と命名している長野県は松本市にお邪魔致しました。
松本市は北アルプスを代表する素晴らしい景観に恵まれ、
その山々を舞台にした
マウンテンサイクリングin鞍岳と
ツールド美ヶ原という
日本を代表する2大ヒルクライムイベントが開催される事でも有名です。
上掲は2015年6月に開場された 美鈴湖自転車競技場
標高は1000mで日本で最も高地にあるバンクとして有名です。
チームニッポビンティーニのスポンサーでもあるニッポ(旧日本鋪道)さんの
高度な最新技術によって驚くほど滑らかなバンクが完成しました。
場所は松本からツールド美ヶ原のルートとなる、
超激坂を越えると現れる美鈴湖のほとり。
周囲を美しい森林に囲まれた、まさに天空のトラックという言葉がふさわしい
自転車乗りの聖地です。
伊豆で鍛えた健脚でシューっとバンクを登っていきます。
板張りのヴェロとはちょっと違った、かっちりした乗り味がこのバンクの特徴です。
スプリントの前にバンクの上部に上がっていきます。
このラインをキープし続けるのは中々大変です。
上体の力を抜き、引き足も総動員してペダルをグイグイ踏み続けます。
バンクの高低差を利用して一気に加速。思わずおりゃ~っと声が出ます。
一直線に駆け下ります。
静かなバンクにブンブンというホイールの風切り音が響きます。
またもや、バンクに駆け上がり、グイグイとトルクをかけます。
風切り音ブンブン!へたくそな写真ですいません。。。
「いやーきっつい」
休憩して水をゴクゴク。10分ももがくとゼーゼーハーハーになります。
おりゃ〜!
カッコつけてるわけではなくて、
もがくとゼーゼーハーハーでこんな顔になるそうです。
シュ〜ッ 本人は70キロぐらい出てるつもりだそうですが、
実際は50キロも出てないんじゃないか自嘲しております。
Y氏の撮影。素晴らしい情景ですね。
美しいバンクとピストバイクのおかげでボス猿が馬子にも衣装です。
せっせと登って1時間25分ぐらいでした。真剣に登ればもっと縮められる!
だそうですが、途中で一度抜いたお兄さんに抜き返されて心が折れたと言い訳をしております。お兄さんには頂上で美ヶ原の周辺のルートを教わりました。
美ヶ原は乗鞍と違って勾配の変化が大きく、初心者には難易度が高いそうです。
頂上から少し下って武石峰を超えると、松本への下り。美ヶ原に登った後に武石峠からビーナスラインへ抜けると、霧ケ峰高原までの絶景ライドが待ち受けています。
山麓線にかかった雲海の中を自転車で駆け抜けてゆく素晴らしい経験です。
美ヶ原に登ってビーナスラインを霧ケ峰高原を往復してちょうど半日程度のライド。
諏訪にお住いのO氏もチャレンジされていましたね。
美ヶ原に登ったらぜひ一度お試しください(^^)/
帰りは壮大な北アルプスを眺めながらダウンヒルです。
途中、美鈴湖のほとりにある
サイクルカフェ・ピラータさんで
ランチをいただきました。
店主は自転車マニアで店内中にいろいろな自転車グッズがあります。
ちょっとしたメカトラブルや周囲の道案内にも対応してくれる気さくな方です。
ヒルクライム前の栄養補給や、下りで冷えた時の暖かいコーヒーなど、
自転車乗りにはたまらないサイクルスポットです。
ボス猿も皆さんの仲間に入れてもらい、
コルサ・コルサの話や東京の自転車事情などで盛り上がりました。
ぜひ皆さんもお立ち寄りください(^^)/
朝から晩まで自転車漬けの2日間でした。しばらく真面目に仕事をして、
今度は乗鞍のヒルクライムに挑戦する!と申しております。
ぜひ皆さまも夏の松本で自転車三昧をお楽しみください!
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