福岡市のY氏よりご依頼分
チネリスーパーコルサのOH作業が完了しました!
OHついでにハンドルバーの革巻きも行いました。
すでにARMARCを超えたと勝手に自負しております。
やはりチネリにはボラーレSLXですね。
コンポはなかなか珍しいクローチェダウネ。
Cレコード期の傑作です。
カワサキのKRシリーズは「見かけた日にはいいことが起こる」
といわれた程の珍車でしたが、それに勝るとも劣らない珍しいコンポです。
トゥーリオ・カンパニョーロがクイックリリースを
開発するきっかけとなったドロミテ山地の
クローチェ・ダウネ峠が名前の由来です。
なかなかお目にかかれないクローチェダウネのRD
ロッドでプーリーケージ位置を進角させるユニークな造り。
皆さん目にすると「これどうやって動くの?」と
必ず聞かれるので説明が大変です笑
同様にクローチェダウネのデルタブレーキ。
外にリターンスプリングが飛び出しているのがレコードとの違いです。
「レコードよりこちらの方がメンテ性が高いので、
レースで結構多用されたんだよ」
と立ち寄ったS氏が教えてくれました。
フレームはチネリSCの王道「ロッソフェラーリ」
この時代にはBMWパールブルー、ネロブラック、チクラミノ・ピンクなど
多彩な名前がありましたね
フェラーリレッドがブラック系部品で引き締まります。
Y様、お待たせいたしました。
ご用命ありがとうございました!
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