里帰り

photo

以前にもご紹介今年の5月にバイクを盗まれた!という事で、涙目になってヨーロッパの知人から急遽取り寄せたフレーム。したチームKASのMAROTIAS氏製作の70年代のMACARIOで、私めはこのブランドがいたくお気に入りだったりします。実は上の写真はレストア後のもので、下がレストア前の写真。

photo

なかなか手ごわくいたんでおります。

photo

しかし、70年代のフレームということで、初めからレストア覚悟で仕入れております。まずは塗装を全剥離。

http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/users/4c05098a_6d8e/bc/fdc4/__hr_/fc21.jpg?bc1qiVNBxnobC2uJ

上下ラグは抜きますので、鏡面加工の目印に斜線を入れます。

http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/users/4c05098a_6d8e/bc/fdc4/__hr_/19ad.jpg?bc1qiVNBXFt5_X4e

剥離したエンドのアップ。カンパのロングエンドをかなりきわどいところまで肉抜きしてあります。剥離をしてみると当時のビルダー方々の情熱がひしひしと伝わってきますね。。。写真では分かりにくいですが、ヘッドラグの仕上げは非常に秀逸です。徹底的に削り込んで薄皮一枚残したようなラグの仕上げ。まさに職人技です。現行の欧州製フレームでこの仕上げにかなうフレームが何本有るか。これがフランコ政権下のスペインで粛々と作られてきたんだなぁ…やっぱアラベスクとかガウディとか内戦とかピカソとか何のかんのが絡み合ってこういうフレームに結実してんのかなぁ…とか想像して焼酎を注ぎ始めたりしてしまうと酒が進んでヤバいヤバい(汗)
地金の状態は健康そのものです。それではメッキにGO!

http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/users/4c05098a_6d8e/bc/fdc4/__hr_/3fe7.jpg?bcVQjVNB2MgV1SJo

…と思ったら、メッキ後の写真を紛失してしまったのに気づきorz……
塗装後の写真でご勘弁を。。

http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/users/4c05098a_6d8e/bc/fdc4/__hr_/7a99.jpg?bcVQjVNBZmyny2hR

自分の好みに塗ってしまいました。

http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/users/4c05098a_6d8e/bc/fdc4/__hr_/e6ad.jpg?bcFjjVNB4gLKSgz4

エンドのみ色を残して後ろ三角をズバッと抜きました。せっかくの2号機なので、ちょっとハデに仕上げてやりたいと思いまして。。。

http://proxy.f1.ymdb.yahoofs.jp/users/4c05098a_6d8e/bc/fdc4/__hr_/8e66.jpg?bcFjjVNBL0e5bmou

メッキの具合も良い感じです。ようやく完成!あとはコンポを選ぶだけだ!という事でゼウス組みかカンパ組みか悩みました。だけども自分と同い年のNレコRDが手に入ったので、ここはいっちょカンパ組みで行ってやろうと思い、準備をしつつ、売主の友人に、どうだ、こんなにキレイに仕上げたぜ!とメールを添えて冒頭の写真を紹介。
そしたら”QUIERO COMPRARTE LA GRAN MACARIO-“(このMACARIOを買いたい)というメールが…
実は私めは、この方にブエルタにご招待いただいたり、ミゲル・インデュラインのジャージをいただいたりと、大変お世話になっておりまして、お断りも難しく、また、お金もいただけないなと…

…という事で、このフレームはスペインに里帰り致しました(号泣)
実は後で聞いたのですが、リクイガスの関係者がこのフレームの写真を見て、どうしても手に入れて欲しいと彼に強く依頼したんだとか。。。日本の塗装とメッキのクオリティの高さを絶賛してくれたそうで、私としてはとても誇らしい気分なのですが、愛機となるフレームをまたまた一から作らなきゃならんのかと思うと非常〜に複雑な気持ちです。おそらく年内には難しいだろうなぁ